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太陽の牙ダグラム第15話 「ダグラム砂に沈む」

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傭兵のガルシアが、正規軍に要請してもってこさせた
”デザートガンナー”。
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砂漠での交戦用につくられた、この蟹のような形のコンバットアーマーが
砂地での戦闘に不得手なダグラムを、執拗に追い詰めます。

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なんとか逃げることができたものの、
ガルシアの残忍さを兼ね備えた老練な手管は、クリンたち若きゲリラの数段上でした。

嵐がやむのを待って攻撃してこないかに見えたガルシア隊ですが。
ガルシアの本当の狙いは、ゲリラたちを砂漠のど真ん中に釘付けにして、日干しにすることでした。

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 砲撃により貯水タンクに穴が開いてしまう。
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不運も重なり、デロイア7は、
一滴の水もない状態で、持久戦を強いられることになってしまいます。

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  「汗もでねえや・・・」

 「んぐんぐ・・・あーっうまっ!」
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空の水筒に口をつけて、水を飲んだ気になってみるビリー。
「余計イライラする」と、キャナリーに怒鳴られます。


照りつける太陽と、焼けるような砂が、クリンたちから体力を次第に奪っていきます。
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人間の体の60%は水分。
食料よりも、水を絶たれるほうが命取りなのです。

ボクシングの世界チャンピオンで、
厳しい減量経験のあるガッツ石松もいっていますが。
「食いものは我慢できても、水だけは我慢できない」のだそうです。
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一方こちらは、キャンプを張って、余裕で水筒の水をガブガブと飲むガルシア隊長。
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飲み口から、水はこぼれてるわ。
飲み終わったあと、唾を吐くわ。

この人のガラが悪いというのもありますが、
さすが水に余裕のある側の飲み方は違います。

持てる者の余裕と、持たざる者の困窮が交互に描かれています。


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ちょっと時間を戻しますが、
これは、前回、第14話でのシーン。
(まだタンクに水があったころです)

フェスタが水筒の水を、捕虜のハックルにも
お情け少し飲ませようとしたら、
ハックルが全部飲んでしまうシーン。

このシーンは、作画が非常によくできていました。

フェスタがバイクを運転しながら水筒の栓を口で引き抜いて、水を飲むしぐさ、
すっぽんのように水筒にすいつくハックルの動作などが、丁寧に描かれています。

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「飲むか」と情けをだしたのが運のつき。

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水を飲み下すごとに、のどぼとけが、ゴキュゴキュと上下に動く描写がすばらしいです。

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スッポンのように水筒に吸い付いて、飲み口を離さないハックル。
すごいバイタリティ。

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「はなせったらこの! オジン野郎!」

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舌なめずりして一息つくハックル。
実に満足げな様子。
補給した水が体に染み渡っていくのが、わかるかのような幸せな顔。
すばらしい作画です。


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「みんな飲んじまいやがって、このやろう!」

ゴチーン 

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ガルシアの日干し作戦は続き。
乾いた砂漠は夜を迎えます。

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ナナシが砂漠でトカゲのような生き物を捕まえています。
(デロイア星は殖民惑星なのですが、これは野生種なのでしょうか?)

このひと、ほかの話数での描写をみてもわかるのですが、
アホのようでいて、意外と冴えた男です。

砂漠でのサバイバル技術には、トカゲやネズミなどの生物を捕獲して、
その肉や血で生き延びるというものがあります。
この苦境で、ナナシだけがやたら元気なのは、ひょっとしてそのせいなのでしょうか。


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 「水がないと食べ物もろくにのどを通りゃしない」

「とかなんとかいいながら、お前が一番食ってるじゃねえか!」 

ハックルのボケに、フェスタが突っ込むという、漫才のようなかけあい。
これも、もう少しで見納めなのが残念です。

さて、追い詰められたクリンたちは、
ガルシア隊から水を盗み出す作戦をたてますが、失敗に終わり、
さらなる窮地に陥ります。
クリンの投降で、この窮地はいったん切り抜けるのですが・・・


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...おまけを読む (作品の感想と解説)
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太陽の牙ダグラム第14話「やっかいな捕虜」

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最凶の傭兵部隊、ガルシア隊に追われながら
仲間の待つボナール市へ向かう、若きゲリラ部隊デロイア7。

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前回の
第13話「敵補給隊から奪え」では、
武器弾薬、燃料、食料。 すべて尽きた彼らが、
ガルシア隊の補給部隊をおびき寄せて襲い、この問題を解決したので、
この時点では食料があります。


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ただし、これも焼け石に水だったようで、
水のタンクを破損するという不幸なアクシデントも手伝って、
デロイア7はいよいよ窮地に陥ることになるのですが・・・
それは次回のお話。





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さて、敵をやり過ごし、休憩をとることになったクリンたち。
フェスタが嬉々として食料を配り始めます。
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敵兵のハックルはひとりだけ食事をもらえません。
捕虜はつらいです。
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若いのに、ぽっこりと腹が出ているフェスタは、やはり食いしん坊のようですね。
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  「この缶詰、意外とうまいんだよな」




フェスタのこの発言から、この缶詰。
正規軍の食料ではないことがわかります。

デロイア7は結成して日が浅く、
ついこのあいだまでは地球で暴走族をやっていたわけですから、
フェスタが軍の横流し品を食べたことがあるとは考えにくいです。
(ただし、彼が銃の火薬の匂いが好きだと発言する描写があるので、軍隊経験がある可能性もありますが)
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一般に軍隊で配給される食料は、
レーション」「戦闘糧食」「糧秣(りょうまつ)」などと呼ばれ、
軍隊用に、栄養価や保存性を考えて特別製造されて納品されているものです。

世界的に見ても、正規の国軍はこういった糧秣を軍備のひとつとしてして製造備蓄しています。

ガルシア隊は連邦の正規軍ではなく傭兵部隊ですから、
やはり傭兵の補給部隊は市販品を扱ってるのでしょうか。

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ちょっと脱線しますが、レーションについてもう少し。

世の中には、レーションマニアという方々がいて、
私も、世界のレーションの食べ歩きをしているマニアックな人がラジオに出演しているのを聴いて、このディープな世界を知りました。

現代では、各国それぞれ味付けやメニューもかなり進化していて、
携帯性と、味や彩りという本来反比例するはずのものが、
ひとつのパッケージの中にコンパクトにまとまっている様は、もはや芸術的。
見ていて非常に楽しいです。

これは、このブログテーマとも、どこか通じる面白さがあると思います。
日本でもレーションを扱ったホームページがたくさんありますので、
いくつかのHPをリンクしておきます。

世界の戦闘糧食
http://rations.petat.com/top.html


買ってみよう・味わってみよう! 戦闘糧食
http://namachan.parfait.ne.jp/mre.html


THE戦闘糧食
http://10.studio-web.net/~phototec/


Amazon.co.jp: 戦闘糧食の三ツ星をさがせ!―ミリタリー・グルメ: 本: 大久保 義信
(ラジオ出演されていたのは、この著者の方だと思います)
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さて、不運にもクリンたちはこの食事中に、敵に発見されてしまいます。

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この直後、
チコが岩の上に置いた、食べかけの缶詰が銃弾に吹き飛ばされます。

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「ちきしょう! 俺のランチがパーだぜ・・・!」

以前にも、ひとりだけ食事を食いっぱぐれていたチコ。
どうもこの人は、食べ物に関してあまり運が無いようですね。



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...おまけを読む (作品の感想と解説)

地獄少女 第9話 「甘い罠」

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『地獄少女』では、途中からレギュラーとなる柴田親子の食事シーンなどの見所が多くあります。
第9話で、甘味が面白い形でたくさんでてきたので、今回はこれを先にとりあげます。


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ケーキ職人だった父の代わりに、ケーキ店を開くという夢をもつ春日姉妹。

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妹の由香はアルバイトをして姉を支え、姉の弘美は有名なケーキ店での修行を経て、ようやく独立して店をもつことになります。

しかし、その独立には、ある事情もからんでいたのです。

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それを知らず、妹の由香は姉の師匠である高名なパティシエ森崎に、
姉の新作ケーキの味見をしてもらいます。

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しかし森崎はとんでもない男でした。


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店の運命を決定する開店初日、テレビ局の取材もはいって意気揚々とオリジナルケーキを紹介しようというときでした。

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その料理番組の中で、湯葉を使ったオリジナルケーキを
スタジオの森崎に先に出されてしまいます。

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盗作したのは森崎のほうですが、圧倒的権威をもつ森崎と、新人パティシエでは勝負になりません。
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全国放送で恥をかき、汚名をかぶせられる春日姉妹。
さらに森崎の執拗な裏工作が続き、
ついに店はつぶされてしまい、あとには借金だけが残りました。

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森崎が個人的な逆恨みで、姉に嫌がらせをしていたことを知った由香は、深夜の12時。
地獄通信にアクセスするのですが・・・


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地獄少女のマッキントッシュに由香のメールが着信する。

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「人を呪わば穴二つ。契約を交わしたら、あなたの魂は地獄へ落ちる。極楽浄土へは行けず、痛みと苦しみを味わいながら永遠にさまよう事になるわ」



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仕置きの開始です。

『地獄少女』では、仕置きシーンがクライマックスになっていて、
毎回、恨みの相手は、地獄少女が生み出す幻想の世界に引きずり込まれて悪夢のような体験をするというパターンになっています。

毎回趣向をこらした仕置きがされるのですが、
この悪夢が、仕置きをされる人物の職業や性格にあわせたものになっているのが特徴です。

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今回は、ターゲットがケーキ職人ですから、当然のようにケーキの悪夢なわけです(笑)

森崎の新作ケーキの発表会場で、ケーキを食べた客が騒ぎ始めます。

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「なんだこんなもの食わせやがって!」
ケーキを手づかみで投げ始めるありえないリアクションの客たち(笑)

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たまらず会場を逃げ出した森崎に、さらにケーキが襲いかかります。

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「森崎さん・・・私も本当はあなたのことを
お願い私を食べて」
弘美の幻想が生クリームになって覆いかぶさってきます。

ちょうどやってきたタクシーに駆け込み、ほっと一息つく間もなく、
タクシー運転手がわけのわからないことを。
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「お客さん甘いもんが好きなんだろ」というなり、これまた生クリームになって襲って来ます。



気がつくと、ケーキの中に埋もれていました。
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シュールな絵ですね(笑)
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うーん。
「ケーキの仕置き」というのが、多少無理があったかもしれません。
どんなに責めても、どこか楽しげでおいしそうです。
ちょっとうらやましいくらいですね(笑)

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こうして悪党森崎は地獄送りになりました。

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そして、姉妹は店の再建のために、今日もけなげに働いています。

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姉にお弁当を届けにくる妹。

その胸元には、地獄少女との契約の証の烙印が押されているのです。

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契約のともしびの中に、春日由香のろうそくが加わる。

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