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ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!

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パリ警察から捜査資料を盗み出す颯爽としたオープニング。
・・・と思いきや、そこから急転、
落ち目のルパンが、ニューヨークの街角のうらびれたアパートに・・・

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ルパンを探している次元。

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冷蔵庫をあさる。

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とろーんとした目でバナナを食うルパン。

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落ちぶれると、とことんどこまでも。
ろくでもない女に入れ込んで、だらしない生活をしているようです。

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荒れ放題の台所。

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調理するルパン。
卵のカラが、フライパンに入っちゃってますね。
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二個目の卵が落とされ、透明の白身が凝固して白くなっていく様子がリアルです。

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目玉焼きを焼いているところに、次元がやってきました。

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引退したルパンの姿をみて、仕事に誘うのを諦める次元でしたが、
女に騙されたルパンは、しかたなく泥棒稼業に復帰します。




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ルパンに2度も逃げられ、
ハンバーガーショップで食事をとる銭形。
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やはり演出にこだわりのある監督は、食事描写にも手を抜きません。
ただハンバーガーにかぶりつくだけでなく、
ピクルスをかじる口元。
ストローがコーラを吸い上げる様子までが、粘着質に描写されています。

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「領収書くれ」
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NYの自由の女神を盗み出すというスケールの大きな盗みを働いた後、
ルパンは”彼女”をグランドキャニオンに隠して調べます。

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夕食にソーセージを食うルパン。
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二日目。
グランドキャニオンにまた夜がきました。
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子供のマイケルは、すでに傍らで寝息をたて、
小腹が好いたんでしょうか?
次元だけがカップヌードルをすすっています。
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さて、いろいろあって、
ついにルパンを捕らえ、勝利の祝杯をあげる銭形。
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このとき保護されたマイケルが常に口をクチャクチャ動かしているのに注目です。

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一方、保安官事務所に拘留されたルパンも、ずっと口をくちゃくちゃうごかしてます。

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保安官事務所が爆発して、脱走するルパン。
このあともマイケルはガムをずっとかんでいますが、
このガムには仕掛けがあるのです。

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終始、子供の気持ちを踏みにじり、マイケルを利用しようとしていた悪党のルパンですが、
そんなルパンに、なぜかマイケルは懐いていたように思います。
ルパンもマイケルに情が移ったのか、打算抜きに彼の母親探しをしようとしていた節もあります。

このハイテクガムは、マイケルとルパンをつなぐ物理的な絆なのですが、同時に彼らの心の絆をも象徴しているのかもしれません。



霧深い朝のドブ川(おそらくハドソン河の支流)。
マイケル少年に逃げられた銭型は、ホテルに泊まる金もないのか、
焚き火をして暖をとっています。
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火の中にソーセージが。
灯油缶でバーベキューとは、たくましいですね。

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せっかく捕まえたルパンに逃げられて、その行方もわからず、
ふりだしに戻って散々なはずなんですが、かえって元気に見えますね。

前半のハンバーガーのときの、静かな闘志をたたえていた銭型と違って、
このときの食い方は、ガツガツとしていてどこか楽観的な勇ましさがでているように思えます。

ルパンシリーズのお約束で、物語のクライマックスが近づいてるときは、銭型もルパンに最大限に近づいてるわけです。
冒頭から”勘ピューター”の精度をことさら誇っていた銭形ですから、
たとえ手掛かり皆無でも、このときルパンを確実にロックオンしていたのかもしれませんね。







『ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!』

1989年4月1日放送

監督:出崎統
企画:高橋靖二
脚本:柏原寛司
音楽:大野雄二
キャラクターデザイン・作画監督:古瀬登
(wikipedia)

【あらすじ】
世界最大のダイヤ「スーパーエッグ」が
NYの自由の女神のどこかに隠されている。

「いつ見てもいい女だぜ」
そう最期の言葉を残したルースターは、
ついにダイヤのありかを誰にも言わずに死んでしまう。

一方、新型コンピューターウィルスを狙う秘密結社スリーメイソンも、
ウィルスの鍵であるスーパーエッグを追っていた。

ルパンに仕事を依頼しに来たコンピューター少年マイケルが仲間に加わり、
ルパン一家とスリーメイソンは、コンピューター時代の生き残りをかけて、
スーパーエッグの争奪戦を繰り広げる。

 
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毎年夏の恒例行事となっているルパン三世スペシャルの第一回作品です。
このスペシャルが放送された1989年といえば、
OVAの「風魔一族の陰謀」を除けば、ブラウン管からルパンが消えて4年たっているという状況です。

そんな年に放送されたスペシャルは視聴者に好評で迎えられ、翌年以降も続編が次々つくられます。それは依然として高いルパン人気の健在ぶりを示すものでした。

ルパンスペシャルの放送は、2007年現在までに19作品を数え、
この年1回のスタイルが定着してしまったことが、『ルパン三世』というビッグタイトルにとって幸運だったのか不幸だったのか。
一概に結論めいたことはいえないくらい雑多な良作佳作、そして駄作が作られました。

第一回の監督は出崎統。
「ガンバの冒険」や「エースをねらえ!」「あしたのジョー」などの個性的な演出で一時代を築いたアニメ界の名匠です。

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出崎演出の特徴のひとつ「画面分割」

この一作目から数年は出崎監督が続けて監督をやりますが、
必ずしも出崎監督のよさがでているものばかりではなかったように思います。
そのなかで、この記念すべき一作目「バイバイリバティ」は、なかなか見所の多い良作だったと思います。

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コンピューター時代に取り残され、現役から退き、
どこか老け込んだようにもみえるルパンが冒頭に描かれますが、
女癖の悪さがたたって、ルパンはいつものルパンに戻ります。
たったそれだけの理由で、世界一の怪盗に戻るというのが、
いかにもルパンらしさをあらわしていると思います。

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ストーリー的には多少雑なところがあると思いますが、
ルパンが華々しく復活するイベント番組として、
そして、当時のアニメファンが、一度は見てみたかったであろう「出崎版ルパン」を実現させたその一作目としては、なかなか満足のいく出来だったのではないでしょうか。

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