Date:2007/10/20 01:14

毎回、地獄少女の想念を受信してしまい、復讐の依頼主の情報を得ているつぐみちゃん。
柴田はつぐみちゃんの情報をたよりに地獄少女の取材をするようになり、
それが地獄少女と彼らとの因縁によるものとも知らずに、深みにはまっていきます。
そんな深みに足を踏み入れたゆえにか、
今回柴田親子は、イレギュラーな事態に遭遇してしまいます。
依頼主は、普通は人間なのですが、もしも人間でなかったら。
今回はそういう話です。

舞台は、町から遠く離れたサナトリウム。

人の気配が感じられないこの寂しげな療養所で、
柴田とつぐみは、ニナという青い瞳の少女に出会います。

彼女に質問をしても、この無人のサナトリウムの不可解さと同様、
不明瞭な答えしか返って来ません。

地獄通信にアクセスし、父親に復讐しようとしたことをあっさり認めるニナですが、
その父親がいったいどこにいるのか。
なぜ恨んでいるのかという肝心な部分はあいまいなままです。

ニナの話す話は、筋道が通っているようでいて、
その反面、あまりに希薄で統一感がないのです。
そのうちニナは不可解なことを言い出します。

「わたしたち家族だもの」

不安感を積み重ねる演出が効いていて、あとになるほど怖くなっていきます。
意外なオチなども含めて、怪談としてよくできたお話だと思います。
(※少しネタバレ含みます)

さて、そんな怪談話にでてくる今回の食べ物ですが、
これはどうも料理の幻のようです。
このサナトリウムは実際には閉鎖された廃墟ですが、
ガスや水道が通っていたとは思えません。

柴田がサナトリウムの中で、お茶を何度か入れますが、
それも現実のものなのかどうか。


日本の昔話には、狐やタヌキに化かされる話があります。
そういった話に出てくるもてなしの料理は、朝になると馬糞だったりするわけですが、
この話での柴田親子は、偶然料理を食べずにすみます。
もし食べていたらどうなったのかなと、気になりますね(笑)




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